2009年10月10日

 

プロの残業術。 一流のビジネスマンは、時間外にいったい何をしているのか?【読書メモ】

最近、流行の「ノー残業」に対して、「残業にはよい残業とわるい残業」があるという考えに基づいて、書かれた自己啓発本。

プロの残業術。 一流のビジネスマンは、時間外にいったい何をしているのか?
長野慶太
草思社
売り上げランキング: 182
おすすめ度の平均: 4.5
5 ザクザクと読めました
4 残業は善か悪か?
5 上昇志向の強い方におすすめ
5 残業へのもやもやが取れる本
3 無残業論で窮屈になった頭を解放してくれる


「早く来て、遅く帰れ」という価値観が結構ある会社も多いと思います。しかし、遅く帰らないと見えてこないものもあるのではないかとこの本は問いかけています。知的作業は時間をかけなければ、よいものができないとか、残業時間にしかできないコミュニケーションもあるとか・・・。
私も、多くの職場を知らないので、判断がつきませんが、「私の職場」では実現できないだろうというアイデアも多くありました。残業時間といえど、他の人とコミュニケーションをとれるわけでもなく、多くは雑務に追われているのだと感じます。
正直、「知的作業」といえるような業務に従事している会社員ってどれだけいるのでしょうか?正直、銀行員という「勝ち組」の枠で見た仕事だと感じました。書類を作成したり、上司に説明したり、調整のための作業というのが、仕事の大半を占めている気がします。
なので、ある程度、部下がいて、自分は意思決定等に時間が割けるクラスのサラリーマンや自営業者にはいいクスリではないかと感じました。

ただ、働きたくても家庭の事情等で、定時に帰らないといけないことがあるから、働けるときに働いたほうがいいとか、先に述べた「よい残業と悪い残業」というような考え方の根本には共感できました。
posted by machi at 16:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書メモ
 

職場スイッチ―ひとりでもできる会社の空気の入れ換え方【読書メモ】

IRや広報など社会とのコミュニケーションは企業にとって、すごく大切なテーマだけど、大げさにいうと社内コミュニケーション、どこにでもある問題だと、職場の雰囲気改善。多くの人が悩んでいる問題なのかなと感じます。
私自身も、異動などを通じて感じてきたことです。「どうして、他の部署は和気あいあいとやっているのに、こちらはそうでなないのだろうか」って思うことは、しばしばありました。

著者は、アメリカの大学院(ミドルテネシー州立大学大学院)で心理学の修士号をとってきて、学術的なバックグラウンドもある方のようですが、書いてあることは、「挨拶する声を2倍にしよう」「飲みのコミュニケーションの重要性」など、よく言われることですが、なかなか実行できていないことかもしれません。やれてないことがあるならば、実行してみるといいかもしれません。

職場スイッチ―ひとりでもできる会社の空気の入れ換え方
鈴木 義幸
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 695
おすすめ度の平均: 5.0
5 スイッチ探しが楽しみに!
5 悩めるリーダーに最適
5 すぐに取りかかれるもの満載


著者の仕事の背景からかもしれませんが、新入社員よりも、自分が赴任した部署が「なんだか暗い」「雰囲気が悪い」と感じている中間管理職が読むべき本かもしれません。立ち読みしたのですが、少し読み応えがあったみたいで、結構時間がかかってしまいました。
posted by machi at 16:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書メモ

2009年10月04日

 

10月の近況

海事代理士試験が今年も終わりました。
掲示板を見ると、難化、受験者増大などいろいろとうわさが出ていますが
公式のアナウンスを待ちたいと考えています。

民主党政権になるという出来事もありますが
海事関係の仕事からすると、やるづらくなるという声を
聞いたりもしました(私の知り合いから聞いたので、大勢の声ではないかもしれませんが)。

さて、頻度はしばらく落ちるかもしれませんが
更新を続けていきますので
引き続きよろしくお願いします。
posted by machi at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海事代理士を知る