2009年02月15日

 

平成20年筆記試験「海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律」の解答の誤り?

海事代理士試験対策講座を実施しているNPO法人Realが、平成20年の海事代理士試験の模範解答に誤りがあるのではないかと、ブログ上で公表しています。

http://ameblo.jp/real-ssk/entry-10208102548.html

海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の模範解答に誤りがあるということです。以下、引用します。

2.次の文章のうち、正しいものには○を、正しくないものには×を解答欄に記入せよ。
(3) 廃油処理業者は、廃油の処理の料金その他の廃油の処理の引受けの条件について廃油処理規程を定め、あらかじめ、国土交通大臣の許可を受けなければならない。
(中略)
本条文(第26条第1項においては、廃油処理規程を定め、あらかじめ、国土交通大臣に「届け出」なければならない。と規定されており、
問題中にある「許可」受ける必要はなく、解答は正しくないもの、すなわち「×」であると考えられます。
しかしながら、上記模範解答に掲載されているものは「○」になっており、模範解答又は出題の誤りではないかとの結論に達しました。


Realの担当者が、確認したところ、担当官はミスを認めて「合否に影響を及ぼさない軽微な事案であることから、公表は行わない方向である旨の回答」を得たようです。
資料が手元にないので、記憶に頼ることなのですが、数年前(平成13年?の造船法?)にも出題ミスか何かがあって、訂正をした旨を公表していると思うので、もしかしたら最終的には、公表するのかもしれません。

試験結果には、影響を及ぼさない事案であるようですが、今後の動きを見ていくことが必要そうです。
posted by machi at 03:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海事代理士を知る
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