2008年04月26日

 

週刊ダイヤモンド:"2010年問題"が襲う海運大波乱

検索で「週刊ダイヤモンド」関連の記事で訪問する方が多いので、3/29号に「海運大波乱」と海運業界の特集が組まれていた。

外航海運が、船舶需給が逼迫する中で2003年以降非常に好景気に沸いているが、2010年に大量の船舶の竣工が予定されているので、調整局面になるのではないかという予想。
その予兆は、すでに訪れていて、海運会社に船を貸し出す船主は、船舶経費の高騰や、円高による為替リスクによって、「冬の時代」が訪れているとのこと。

以下、主な、事実関係を列挙します。
□用船料が大暴騰している中で、海運市場に大量の投機マネーが流れ込んでいる
□ばら積み船の運賃の国際的指標であるバルチック海運指数は5年間で10倍
□この大好況は、新興国特に、中国の資源需要(鉄鉱石と石炭)によるもの

□中国、韓国では、造船が大ブームであり、40〜50ヶ所の新興造船所が誕生
□中国の造船所で2010年には、納期どおりに竣工する船は7割程度と日本郵船は予測、船舶需給の緩みが発生する

□船主が負担する船舶経費(用船料に含まれている)が、原油高騰、人件費高騰で数年間で3割以上増えたという
□急激なコスト上昇を見込んでいなかったので、用船契約には3%程度の上昇分しか見込んでいない
□国内船主は、金利の低い円ファイナンスで船舶建造費を捻出して、用船料をドルで受け取っているため、リスクヘッジをしていない船主は、為替リスクを受けている

非常に、グローバルな話ですし、議論に参加するには、あまりにも知識が足りませんが、海運会社はリスク分散が進んでいるのですが、船主のリスク分散が進んでいないことが、問題となるのでしょうか。
posted by machi at 15:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海事業界
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