最初にリクルート出身のMBAホルダーの方が書いた本。
リクルートの営業メソッドと、アメリカのビジネススクールを比べて、リクルートの方が実践的であるといったようなことが書いてあります。
リクルートは、中小企業であれば社長、大企業であれば部長クラスに営業をかけろといわれる、そういった営業のクロージングの過程で、経営者の意思決定の考え方を、感覚的につかむことができるというのが、リクルートの営業の強みなんだろうと触れている。
わたしも、リクルートの営業電話を受けたことがある。「社長をお願いします」という電話であったし、営業を訪れたときも、「ぜひとも社長にお伝えください」といわれた記憶がある。
また、リクルートとビジネススクールの同質性について、「人的ネットワーク」というのに触れている。優秀な人材をそろえているというのが、そのネットワークを評価する源泉なのだろう。
確かに「人材輩出企業」とリクルートはよく言われるが、そのスカウト方法も、有名大学のゼミやサークル、その他の活動で目立った「お山の大将」をアルバイトなどの名目で、先輩がスカウトしてくるのだという。それは、優秀な人間、それも独立指向の人間が集まるだろう。社内の行事などにも触れているが、大学祭の前夜のような雰囲気を感じた。さぞ賑やかな会社をイメージさせる。
経営者の視点をもつこと、そして強力なネットワークを持つこと、営業に活かせる視点であろう。今後の目標の一つとして掲げたいと感じている。
リクルート流 「最強の営業力」のすべて
posted with amazlet at 08.05.02
大塚 寿
PHP研究所
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おすすめ度の平均:
”リクルート”の冠を取ったら。作者はリクルートが大好きなんだなあと伝わってくる本です
社内プロパガンダにアジテートされた人の物語
面白い!
そんなにいいか?
machi さま
はじめまして。
オンラインブックガイド新刊JP編集部と申します。
突然のコメント、失礼致します。
以前ブログにて「リクルート流『最強の営業力』のすべて」をご紹介くださった方にコメントさせていただいております。
ただいま新刊JPでは、「リクルート流『最強の営業力』のすべて」の著者である大塚寿氏の新刊、『職場活性化の「すごい!」手法 (PHP研究所) 』の出版を記念して特集ページを開設いたしました。
http://www.sinkan.jp/special/workstyle/index.html
こちらより、著者の大塚寿氏のインタビュー記事を掲載しております。
また、同書籍の読みどころを音声で紹介している「新刊ラジオ」を視聴することもできます。
是非、ご覧ください!