2009年03月07日

 

サンキ マリン サービスの求人(大型船舶の検査員・検査補助員)

大型船舶の検査を手がける「サンキマリンサービス株式会社」が大型船舶の検査員・検査補助員の求人を募集しています。
大型船舶の船舶検査を行う会社は、日本には15社程度あるそうですが、その中でもトップクラスを誇る会社と言うことです。

http://tenshoku.mynavi.jp/jobset/index.cfm?fuseaction=mrjt_NewJobinfo_form&client_id=96439&plan_id=4&contract_id=1&job_seq_no=1&ty=0


世界各国を飛び回る
船の安全を守るエンジニアを目指しませんか!

Q.大きな船舶が海に出る際、必ずやらなければならないことは何?
――A.安全に運航する為の船舶検査

自動車が車検を受けるように、船舶も定期的な検査を受けてから海に出ます。エンジンの調子はどうか、船体にキズは付いてないかなど船舶の状態を一つひとつ見落とすことなく、しっかりとチェックします。
その重要な任務を担っていただく人材を募集します。手がけるのは大型船舶なので、やりがいも大きい仕事です。


船舶に興味があって、技術を身につけてコツコツ成長を目指したい人には、適職かもしれません。「日本非破壊検査協会」の資格を取得して、スキルが上がっていけば、海外出張などの機会も増えると言うことのようです。
場所が兵庫にあるようなので、応募できる方は限られると思いますが、関心のある人は応募してみてはいかがでしょうか。

※ウェブサイトはあるのですが、現状はコンテンツがないようです。
http://sankimarine.co.jp/
posted by machi at 14:19 | Comment(1) | TrackBack(0) | 海事業界

2009年02月18日

 

船舶設備規程等の改正及びBCコードの強制化等に係る法令説明会の開催について

社団法人日本船舶品質管理協会が、日本財団の助成事業の一環として、国土交通省海事局のご協力を得て、法令説明会を開催するそうです。

開催場所及び日時:
(広島会場) ホテルグランビィア広島(JR広島駅新幹線口徒歩1分)
平成21年2月24日(火) 午後1時30分〜4時00分
(東京会場) 東海大学校友会館(霞が関ビル33階)
平成21年2月27日(金) 午後2時00分〜4時30分

議題:
1.船舶設備規程等の改正について(講師:国土交通省海事局安全基準課担当官)
2.BCコードの強制化について(講師:国土交通省海事局検査測度課担当官)

どうして、このセミナーを紹介するかというと「会員の皆様はもとより、船社をはじめ 造船業、舶用工業及び海事代理士等海事関係者に対して、これらの国内関係法令等改正の内容をご理解いただこうと考えております」と海事代理士が名指ししてあるからです。

申し込みは、以下の日本船舶品質管理協会のサイトをご参照ください。
http://www.jsmqa.or.jp/

posted by machi at 03:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海事業界

2008年06月20日

 

今治海事展が2009年に開催

春に「SEA JAPAN」という海事関連の展示会を見に行ってきたが、来年は海事都市として国際的に注目度の高い、愛媛県今治市で開催が決定しました。西日本は、神戸もあることから、開催の要望が高かったということだそうです。

開催の概要は、以下の通りです。

名称:今治海事展 / BARI SHIP(IMABARI MARITIME FAIR)
日程:2009年5月21日(木)〜23日(土)※土曜日は一般開放
会場:テクスポート今治
主催:CMPビジネスメディア(株)
後援:国土交通省、(社)日本船主協会、(予定)(社)日本造船工業会、日本船舶輸出組合、(社)日本舶用工業会、JETRO

また、プログラムは、展示会、出展者セミナーに加えて、国内外の船主・造船会社のキーパーソンを招いた国際会議も予定されているそうです。

最近、本業で展示会に出展することがあっていろいろと動いていたのですが、結果的にいくつかリードを獲得することができたので、ネット時代といえども、B2Bビジネスのアプローチとしては非常に有効なのでしょう。ただし、問題は来年まで海事業界が好況を続けていられるかということのような気がします。
タグ:今治 展示会
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2008年05月01日

 

海運大手三社の2008年3月期決算

海運大手3社の2008年3月期決算が出揃ったことで、各社が記事として報道していた。
産経が一番きれいにまとまっていた感があるので、紹介。

FujiSankei Business i:「海運大手3社最高益 ばら積み船需要拡大などで」
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200804260011a.nwc

【売上高】
日本郵船:25,486億円
商船三井:19,456億円
川崎汽船:13,310億円
【営業利益】
日本郵船:2,020億円
商船三井:2,912億円
川崎汽船:1,296億円


【経常利益】
日本郵船:1,984億円
商船三井:3,022億円
川崎汽船:1,258億円

プラス要因は、鉄鉱石などを運ぶばら積み船の需要が鉄鋼生産を急拡大している中国向けを中心に増えたことで、マイナス要因は、円高や燃料高によるものということです。
ちなみに、2009年3月期の業績予想については、日本郵船は、増収増益を見込んでいますが、商船三井と川崎汽船は増収ながらも若干の減益を見込んでいるそうです。

こういった企業業績の記事から、自分なりの分析が出せるようになりたいですね。

日経では、三社各社ごとの記事も掲載されています。
「郵船の前期、連結営業益93%増――今期は6%増予想で年26円配」
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/gyoseki.aspx?site=MARKET&genre=m3&id=AS3L2503O%2025042008
「商船三井の前期、連結営業利益73%増――今期は4%減見込む」
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/gyoseki.aspx?site=MARKET&genre=m3&id=AS3L2503T%2025042008
「川崎汽の前期、連結営業益2.1倍の1296億円――不定期船運賃上昇」
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/gyoseki.aspx?site=MARKET&genre=m3&id=AS3L2503S%2025042008
posted by machi at 02:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海事業界

2008年04月26日

 

週刊ダイヤモンド:"2010年問題"が襲う海運大波乱

検索で「週刊ダイヤモンド」関連の記事で訪問する方が多いので、3/29号に「海運大波乱」と海運業界の特集が組まれていた。

外航海運が、船舶需給が逼迫する中で2003年以降非常に好景気に沸いているが、2010年に大量の船舶の竣工が予定されているので、調整局面になるのではないかという予想。
その予兆は、すでに訪れていて、海運会社に船を貸し出す船主は、船舶経費の高騰や、円高による為替リスクによって、「冬の時代」が訪れているとのこと。

以下、主な、事実関係を列挙します。
□用船料が大暴騰している中で、海運市場に大量の投機マネーが流れ込んでいる
□ばら積み船の運賃の国際的指標であるバルチック海運指数は5年間で10倍
□この大好況は、新興国特に、中国の資源需要(鉄鉱石と石炭)によるもの

□中国、韓国では、造船が大ブームであり、40〜50ヶ所の新興造船所が誕生
□中国の造船所で2010年には、納期どおりに竣工する船は7割程度と日本郵船は予測、船舶需給の緩みが発生する

□船主が負担する船舶経費(用船料に含まれている)が、原油高騰、人件費高騰で数年間で3割以上増えたという
□急激なコスト上昇を見込んでいなかったので、用船契約には3%程度の上昇分しか見込んでいない
□国内船主は、金利の低い円ファイナンスで船舶建造費を捻出して、用船料をドルで受け取っているため、リスクヘッジをしていない船主は、為替リスクを受けている

非常に、グローバルな話ですし、議論に参加するには、あまりにも知識が足りませんが、海運会社はリスク分散が進んでいるのですが、船主のリスク分散が進んでいないことが、問題となるのでしょうか。
posted by machi at 15:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海事業界